あなたは、どんな人に副業を教わりたいですか?
「イケメンで優しくて、ふところが広くて、副業以外もいろいろ相談にのってくれる人!」
昔、彼女に聞いたら、こんな答えが返ってきました。
たしかに、顔はいいほうが良いですよね。
ただ、ポイントは顔ではありません。
一言でいえば、「教えるのがうまい人」です。
そりゃ、ヘタな人よりは、うまい人のほうがいいですよね。
問題は、どうやってそれを見極めるかです。
①教え子の実績があるか
ここは、押さえておきたいポイントです。
いくらその人が稼いでいたとしても、教え子が稼いでいないと意味がありません。
逆に、その人に教えてもらった人が稼げていれば、自分も稼げる可能性が高いですよね。
塾をイメージするとわかりやすいでしょう。
なんの実績もないそこらへんの塾より、東大合格者数100人!という塾のほうが、偏差値が伸びそうですよね。
どちらの塾も、東大出身の先生が教えていたとしても、教え子の学力が伸びなければ、塾としての役割を果たせていません。
先生に実績があったほうが良さそうには見えますが、大事なのは教え子の実績です。
スポーツの世界でもよく言われます。
「名選手、名監督にあらず」
選手時代に大活躍したからといって、名監督になれるわけではない、という意味です。
もちろん、名選手だった名監督もいますが、実績のある選手が必ずしも教えるのが上手いわけではない、というのがポイントです。
逆に、名監督のなかには、選手としての実績がまったくない人もいます。
モウリーニョがいい例です。
イケメンすね。
好きな監督のひとりです。
モウリーニョは、プロサッカー選手ではなかったけど、必死に勉強し、名監督になりました。
ここでいう名監督とは、監督したチームが強くなり、優勝するなど、実績を出すことです。
実際、多くのタイトルを手にしています。
モウリーニョへのオファーが殺到するのは、彼の教え子、チームが強くなって実績を残しているからです。
モウリーニョに教えてもらえれば、うちのチームも強くなるはずと思うから、彼に依頼するのです。
そして、その期待に応えて、監督するチームを強くしてきたので、またまたオファーが増えるのです。
彼自身の、選手としての実績ではありません。
だって、選手としての実績はないですからね。
あなたも、教わりたい!と思う人がいたら、その人の教え子に実績があるかを確認しましょう。
ちなみに、あなたと同じ性別、年代の教え子がいるのがベストですね。
50代のおじさんに教えるのと、20代女性に教えるのでは、教え方が変わってきます。
②文章がわかりやすいか
副業を教えてくれる人との出会いは、文字から始まることが多いです。
その人のブログやFacebook、Twitterを読んで、興味を持つところから始まります。
そこから、コミュニケーションをとるときも、メールやチャットなど、基本は文字のやりとりです。
そのときに、その人の「文章がわかりやすいか」が、ひとつの判断基準になります。
直接、話をするよりも、文字のほうが伝わる情報量は少なくなります。
会って話をすれば、相手の表情やしぐさ、声のトーンなど、言葉以外からも伝わるものがありますよね。
文字だと、これらの副産物がないので、言いたいことをちゃんと伝えるのは、けっこう難しいです。
会って話した方がはやいってこと、よくありますよね。
それでも、文章でなんとか伝えるためには、
例をいくつか出してみたり、伝えたいメッセージを表現を変えて何度も書いてみたり、工夫が必要です。
このような、相手に伝えるための努力をしている人かどうか見てみてください。
「自分の言いたいこと」を言ってるだけの人は、ただただ思ったことを文章にしていることが多いです。
そうではなく、「相手に伝えたいこと」を書いている人は、伝えるのに必死です。
どうやったら、伝わるだろうか?
この文章は誤解をまねかないかな?
相手の立場になって、伝わりやすい文章を考えています。
そして、いろいろ試行錯誤をしています。
だからこそ、わかりやすい文章を書けるんですね。
では、わかりやすい文章とは、どのようなものでしょうか?
すらすら読める
これが一番です。
わかりにくい人の文章は、読んでる途中で、ん?って止まってしまいます。
少し上から読みなおして、あー、こういうことが言いたいのかなー、と予測しながら読まなきゃいけません。
こういう文章は、読んでて疲れます。
また、専門用語や漢字を無駄に多く使っている文章も読みにくいですね。
蛋白質10g
ぱっと見、私はこれが読めませんでした。笑
あ、たんぱく質か!と、もう一回ちゃんと見たら読めましたが。
これも、わざわざ小難しく書く必要ないですよね。
「たんぱく質」とか、「タンパク質」のほうが見慣れてるので、すらすら読めます。
こういった、ちょっとした気づかいが大事なんですよね。
具体例がある
やっぱり具体例があったほうが、わかりやすいです。
毎回、なんにでも具体例をつけると、それはそれで読みづらかったりするのですが、
具体例をとおして、言いたいことを理解することも多いですよね。
そこらへんのバランスがうまい文章は、とても読みやすく、わかりやすいです。
③質問にどう答えるか
①あなたと性別や年代が同じ教え子に実績があるか
②文章がわかりやすいか
この2つを満たしていれば、かなり有力です。
あなたも副収入を得たいなら、その人に教えてもらいましょう!
もうひとつだけ、おまけでつけるなら「質問にどう答えるか」
ここもポイントです。
ただ、質問に回答するだけでなく、
どうやったら、その答えにたどりつけるのか、考え方や方法まで教えてくれる人がおすすめです。
例えば、あなたが駅にむかう道がわからなくて、迷っていたとします。
駅はどっちですか?と聞いたときに、
A
この道をまっすぐ行って、2ブロック先を左です。
B
この道をまっすぐ行って、2ブロック先を左です。
ちなみに、Googleマップっていうアプリがあって、ここに行き先を入れると、今いる場所から道案内してくれるよ。
次、道に迷ったら使ってみて。
どっちの教え方がいいですか?
どちらも目的地にはたどり着けそうですよね。
違いが出るのは、また別の場所で迷ったときです。
Aに教わってる人は、また目的地までの道をAに聞かなきゃ進めません。
いつも、2ブロック先を左というわけにはいかないですからね。
Bに教わっていれば、どこで迷っても、今度は自分の力で解決できます。
目的地までの道を知る方法を、すでに教わっているからです。
道を聞かれただけで、Bほど丁寧に教えてくれる人は、そういないでしょう。
ただ、お金を取って、有料で稼ぐ方法を教えている人も、残念ながらAが多いのが現状です。
その方が、シンプルで教えやすいですからね。教えてる方は。
誤解しないでほしいのですが、Aが悪いというわけではありません。
悪気は一切なく、Aの教え方をしてる人もいます。
ただ、Bに出会ったらラッキーだと思ってください。
そして、その人を逃がさないようにしましょう!
Bは、あなたが副収入を得るために、もっとも適した人です。
同じ性別・年代の教え子を稼がせた実績があり、具体的があって文章もわかりやすく、さらに答えだけではなく、答えにたどりつけるまでの考え方や方法まで教えてくれます。
まとめ
どのような人を選ぶべきか、イメージはつきましたでしょうか?
誰に教わるかで、副収入を得られるかどうかが大きく変わります。
もちろん、教わっても一切稼げずに終わってしまうことだってあります。
誰に教わるか。
これがどれだけ重要か、しっかり覚えておいてくださいね。
その人の実績ではなく、教え子の実績で判断しましょう。
あなたと同じ性別、年代の教え子に実績があるのが、ベストです。
具体例があって、すらすら読めるわかりやすい文章かどうかも、ひとつの判断基準です。
さらに上を目指すなら、答えだけではなく、どうやったらその答えにたどりつけるのか、考え方や方法まで教えてくれる人を見つけましょう。